富士河口湖町にてご自身で申告されていた方

　ご自身で確定申告書を作成する場合、ほとんどのケースにおいて税金の優遇メリットを十分に享受できていません。
　その最たる例が、「青色申告特別控除65万円の適用」になります。

　内容としては、確定申告をルールに則り適正に作成した場合には、最大65万円分の特別な経費が認められる、というものです。
　仮に、所得税率が23％、住民税率が10％、個人事業税率が5％だとしますと、65万円×（23％＋10％＋5％）＝247,000円もの節税に繋がります。

　ご自身で確定申告をされている方においてよく見られるのが、経費の計上漏れになります。
　とてもよくあるケースが、①ご自宅の家賃（賃貸）、②奥様へのお給料、③水道光熱費、になります。特に、①と②は高額な経費計上漏れになります。

　まず、①についてです。
　ご自宅でお仕事をされている、倉庫として使用している場合などには、ご自宅の家賃の一部を経費として計上することが可能です。
　例えば、ご自宅の50％部分を仕事として使用しているのでしたら、「家賃×50％」を経費として計上することが可能です。
　次に、②についてです。
　税務署への届出が必要になりますが、ルールに則って処理すれば、奥様にきちんとお給料をお支払いすることができます。
　奥様に適切なお給料をお支払いすることにより、家計全体としては、大きな節税に繋がります。

　配偶者やご両親・お子様を扶養してる場合、高額な医療費がかかった場合、国民年金や国民健康保険を支払った場合、ふるさと納税を行った場合、住宅を購入された場合などにおいては、納付する税金が少なくなる「所得控除」や「税額控除」を適用することができます。

　しかし、所得控除だけでも15種類もあり、ご自身で確定申告をされている方の多くは節税に見落としがあります。
　税理士に確定申告書の作成を依頼することで、これら節税漏れを防ぐことができます。